しょーもないひとりごと

深いようで浅い話。

オタクと就活〜公務員試験編〜②

前回の記事で書ききれなかった、公務員試験ならではのことについてお話していきます。

 

前回の記事はこちら↓

makaronhitorigoto.hatenablog.com

 

一次の筆記について

筆記の勉強は、今までの積み重ね次第なところが大きく、勉強時間に換算するのは難しいところがあります。

教養科目についてだと、大学入試でセンター5教科7科目やった人と、3科目しかやっていない私立専願の人ではアドバンテージが全然違うだろうなと思ったし、専門についても、法学部や経済学部でそういったもの触れている人と全く違う学部の人ではやはり違います。

まずは、自分の頭の程度をしっかり理解した上でどの科目にどれだけ費やすかを考えてやってみるのが大切だと感じました。

ただ!直前期は満遍なくやったほうがいいです。触らない科目があると鈍るし、やってない不安がストレスにもなるので、「それぞれの科目の苦手分野を10問ずつ解く」など浅く広くいきましょう!

 

また、1次試験当日は私服で大丈夫です。わたしはよく、ガウチョなどのユルい格好で行ってました。(座りっぱなしだからね、楽な格好で!)場所によってはめっちゃエアコンが当たって凍死しそうになったこともあったので、カーディガンやパーカーは必須です。(裁判所受けた時が最高に寒かった。エアコンがガンガンの中で教養3時間ぶっ続けだったので、頭が真っ白になった…)

 

集団討論について

実は、2回しかやったことないのであまり書けないです…とりあえず体験談を。

私、討論のはじめの方、一切喋らなかった!笑 で、色んなメンバーに「どう思いますか?」って聞かれてようやく喋る、みたいな感じでした。でも、やっていくうちにみんなと打ち解けて、意見を出すのは苦手だったので折衷案というか、「いくつかの意見を踏まえてプラスα」って形で言っていくようにしました。結果として、最後には自分の出した案が通ったのでなんとか次に進めたのかな…?と思ってます。

本当にこれに関しては、正直あの日の私のどこが良かったのか未だに分からない。

まあ、あとはメンバーとかにも左右される部分が大きい(私は奇跡的にメンバーに恵まれた)ので、場に馴染むことを最優先に考えるっていうことも大事かもしれません。馴染んじゃえば行動しやすくなるはず。

 

集団面接について

集団面接について、と書きましたが基本的に個人面接も変わらないと思います。

ただ、難しいのは他の人と喋る内容が被ってしまったらどうしよう…というところですかね。結論を言うと、被っても大丈夫です(ドン)例えばなんですけど、子育て支援や観光に特に力を入れているだとかの分かりやすい政策を挙げている自治体なんて、志望動機が数人被るのは当たり前。なので、どこでそう思ったか、つまり自分の経験や感じたことが違えば、動機ややりたい仕事なんて同じでいいんです。だから、そこを意識して想定問答は考えるといいと思います。

例えば、志望動機を考えるとき

  1. 公務員を目指した理由
  2. どんな経験からそう思ったか
  3. なぜ〇〇市役所か
  4. どの様な経験・強みを生かしてそういったことに取り組みたいか

みたいな形で私は考えて行ってました。よく聞かれたのはこの7つ。

  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 学生時代に一番力を入れたこと
  • 困難だったこと(失敗したこと)とどう乗り越えたか、学んだこと
  • チームで成し遂げたこと
  • やりたい仕事と、その仕事に関する現状の問題点
  • 苦手な人

とりあえず時間がなかったらそれだけはしっかり言えるように考えておくといいと思います。

 

個人面接について

特に集団面接と変わりません、以上!

…というと怒られそうなので笑、さっき書いたこと以外で。

  • 最終面接には市長が出てくることもある

学内講座の先生がそう言ってて「本当か…⁈」と舐めてかかってたんですけど、友達に実際にいました!!副市長は必ずと言っていいほどいたんですが、市長はレアですね、☆5。当たったらラッキー!笑

  • 体育会系の方が有利?

意外と聞かれた「体を動かすのは好きか?スポーツは何かやっているか?」という質問。この質問の意図はどうやら、ストレスの発散が上手くできるタイプなのか?というところらしいです(ハロワの人曰く)。なので、スポーツをやってなくても、例えば「激しい運動ではないのですが、気分転換にウォーキングをするのが好きです。」とかが言えたらいいんじゃないかな…?私はそんな感じに答えてました笑

  • 自己分析、ES・面接カードのハナシ

多分最初に自己分析すると思うんだけど、正直、面接やESで語れるいいネタなんてないんですよね…。私も最初のうち、これで悩んでました。

ま、みんなそんなもんだから大丈夫だよ(真顔)

ただ、その過程で忘れてはならないのが一貫性がある面接カードを作ること!

「今までの経験や自分の長所」と「志望動機・やってみたい仕事」が繋がるように作りましょう。(こういうところを生かして取り組みたい、と言えるような構成を考えること。)これが無いと、突っ込まれます(←私のことです。大学で専攻していた分野と公務員の仕事がかけ離れていたんですよ。そしたら、「何でそっちの方に行かなかったの?」と。…もちろん、何も言えなかったよね笑 一度突っ込まれてからは、無理やりこじつけを考えて喋ってました。)ただ、これに関しては、しっかり公務員に結びついたきっかけや生かせる分野に繋げられれば良いだけであって、学部・専攻は正直関係ないと思います。なので、これから受けられる方はしっかり考えて行ってください。私との約束だぞ☆(訳:私の二の舞にはなるなよ)

  • 「その時の気持ち」を入れると人間性が浮かび上がる!

これもハロワの人直伝なんですけど、マジで使えると思う(真顔)

例えば、

「ゼミの発表の準備を頑張った」

とだけ言うのと、

「バイトや小テストの勉強で忙しかったんですが、中途半端な発表はしたくなかったので、計画を立てて準備を頑張りました」

というのでは人柄の伝わり方が全然違うんです。特に下線部分みたいに「その時の気持ち」を入れることで、「あぁ、この子は責任感が強いんだな」という印象を面接官が抱けちゃうんですよ!!!(圧)これは効果的なのでぜひやってみてください…!

 

最近、面接重視の自治体が増えています。私の受けたところもリセット方式って2次試験冒頭に言われました(もっと早く言ってくれよ…!ってなった)なので、筆記が終わったら面接にスパッと切り替えて対策を始めるのが大事だなぁと感じました。

 

参考になったかは分かりませんが笑、これから公務員試験を迎えるオタクの皆様のお力になれれば嬉しいです。

 

うちか

 

*就活中の女子ならではの話もしてみました。

makaronhitorigoto.hatenablog.com